■ 関西支部(大阪)/国際交流/大阪市立大学

大阪市立大学は、国際的な教育研究機能を強化し、市民生活と結び付いた学術及び文化 の国際的な交流拠点となることをめざしております。大阪市の姉妹都市のうち、中国上海、ドイツハンブルグ、 ロシアサンクドペテルブルク、オーストラリアメルボルンなど5つの都市に所在する大学と学術交流協定を結び、 交流プラグラムを実施しています。又、姉妹都市以外の海外の多くの大学との間でも研究者および学生交流を行っ ています。国際センターでは、これらの海外の大学との交流協定に基づき留学生支援と国際交流支援を行っています。


大阪市立大学杉本キャンパスで留学生向け習字教室開催

関西支部事務局

大阪市立大学、短期研修プログラムで来学中のインドネシアスマトラ島のアンダラス大学の学生のために習字教室を以下の通り開催しました。

・日 時 :2017年10月19日(木)14時から16時
・場 所 :大阪市立大学杉本キャンパス グローバルビレッジ
・参加留学生:10名
・習字指導 :毎日書道会「会員」 北岡瑞桐先生、大林義典先生
・教室運営:大阪市立大学国際交流室4名、三井V−Net会員10名

習字はもちろんのこと日本語学習の経験もないインドネシア人留学生のために、習字について英語で書かれた説明資料が配られ、習字の北岡先生・大林先生により、留学生一人一人に筆の持ち方から、最終目標である2018年の干支「戌」をはがきに書くまで、指導していただきました。

北岡瑞桐先生特有の指導方法である個々の書き方を見極めた上、一人一人の個性にあったお手本が配られ、初めは恐る恐る筆を走らせていた留学生達ですが、先生方に添削していただくうちに、みるみる上達していき、大変な盛り上がりの中、全員無事に目標を達成することが出来ました。

最後に、北岡先生、大林先生から心温まる講評をいただき、笑顔のうちに終了しました。

参加した留学生は、「各種プログラムの中でも習字教室は大変印象に残ったプログラムだった」旨のお話しをしていました。


大阪市立大学留学生の一対一交流に当って

小田島 厚(商船三井OB)

長年住み慣れた茅ヶ崎を後にし、大阪は、堺市の 泉が丘の地に今年の5月15日(平成27年)、引っ越 して来ました。緑の木々に包まれた緑園都市、「食 い倒れ」の名が示す通りの美食店、面倒見のいい浪 速人気質、等々の当地の卓絶した環境に恵まれ、ま だ半年弱しか住んでもいないのに、スムーズに関西 の生活流に溶け込み、もう数年余りも住んでいる感 覚で、毎日を楽しく過ごしております。

平成25年に会社を退職し、さて何をしようか?とは、誰もが一度は経験する道ではないでしょうか。「これまでお世話になった事だし、社会に恩返しでもするか」との想いで、三井V-Net に入会しました。最初は横浜国立大学の韓国人留学生に日本語を教えることとなり、一年間一対一交流に精魂込めて励んだ次第です。その学生は上達が早く、当該ボランティアに私をのめり込ませたのも、法悦境に浸る楽しみを教えてくれたのも、この留学生です。大阪でもこの活動を続投することには変わりはなく、事務局の多大なご協力の下、大阪市立大学ではインドネシアからの女子留学生をご紹介いただき、彼女の日本語習得にお手伝いすることになりました。

留学生と筆者

インドネシアには、過去4年間住んだ経験があり、今ここにインドネシア人に日本語育成でお手伝いすることは、偶然とは言え、何か人生の奇遇を感じざるを得ません。インドネシアは、いろんな面で日本との類似点が多く、好感の持てる国・国民です。これが当時お世話になったお返しになれば幸甚と思っております。経済学部で修士課程習得の予定とのことですが、幸いなことに本人は、明るく、素直で、且つ頑張り屋なので、楽しい日本語レッスンが出来るのではと期待しております。

まだ始めたばかりで詳しい話を聞くまでには至っていませんが、日本に留学した最大の理由は、日本が大好きで自分なりに日本での家族的生活習慣を作って見たい、可能なら日本で就職したい、ということです。日本語の習得のみに止まらず、今回の交流を機に、幼い頃から憧れていた日本への夢を実体験から大きな成果を達成しようとしているように感ずる次第です。




留学生のお相手を承って

上野 二郎 (三井化学OB)

三井V-Netに登録したのは定年退職直後であったと思いますので、かれこれ16年も前のこととなるでしょうか。以来、V-Netの方からはいろいろな奉仕活動へのお誘いを頂いて来ましたが、なかなか条件の合う案件に巡り会えず、2008年の世界陸上の他は海岸の清掃に数回参加した程度で、V-Net会員としては寄与の少なさに申し訳ない思いを抱いておりました。

登録の際、希望する案件の選択肢の中に、外国人留学生のお世話というのがあって、強い希望を持ってチェックを入れていたのですが、V-Net の関与する領域が京阪神間に偏在していまして、泉州に住まいする私には手が届かないのでした。奉仕の精神で臨むのであれば、少々遠いところへでも出て行くべきであるというお叱りを頂くことにもなりそうですが、一過性の奉仕活動ならともかく、長期にわたる活動が永続きするためには、こちらの負担もそれなりに軽くなくては保ちません。

このほど、V-Netの領域が南方へ広がり、近在の大阪市立大学に到達ました。事務局よりお誘いを頂き、医学部博士課程在学のベトナム人女子学生とのおつき合いで、主に日本語習得のお手伝いをすることになりました。まだ始まったばかりですが、留学期間が4年半とのことですので、長いおつき合いになりそうです。素直で明るい人柄で、会って楽しく、これからが楽しみです。

かねてより留学生援助の領域が東海道線沿線に偏在していると、不満を抱いていたのでしたが、裏を返せば、V-Netの領域拡張の努力の証しであって、陰に大変なご苦労があったであろうことが偲ばれます。