関西支部(大阪)/国際交流/神戸大学

久々の留学生サポート

会員 片山初恵(東レOG)

私は三井V-Netの会員に50代でなり、これまでに東大留学生、研究員の奥様、駒澤大学留学生、 神戸大学留学生の日本語サポートをさせていただきました。自分の未熟さもあって、一時意欲を失っておりましたが、 この度久々に中国人留学生のサポートを引受けました。広州中山大学3年生の陳恬君さんです。彼女は1年間の留学 でしたから9月末には帰国され、半年余りのサポートは終わりました。彼女は丁度孫のような年令で、日本への関心 の窓口がアニメとマンガということで、感覚的に合うかどうか一寸心配でしたが、会って話をしてみると名の如くや さしい雰囲気の礼儀正しい女性で、私の気持も楽になりました。日本語は独学だそうですが、そのレベルはかなり高 く、感心いたしました。言葉遣いの誤りはその度ごとに直し、メールをいれました。彼女の卒論に近いレポートは 「日本の家紋について」でした。面白いテーマで、中国には無く興味をいだいたらしく、色々質問を受け、 私も勉強させられました。また彼女はよく旅行をし、2度目の上京の時は青春18切符を使い、片道2,000円で行った と聞いた時には本当に驚きました。彼女の短い滞在期間は、勉強はもちろんのこと全ての五感で感じ取った日本とい う国、日本人についての理解は大変なものだったのではないでしょうか。これこそが留学の最大の収穫ではないでしょう か。若い時の留学経験は学問を深めると共に、他国を知り理解する人になる、言うなれば留学生1人1人が立派な外交 官でもあるのです。そのほんの一助が留学生サポートであり、その仕事を組織的に長年に亘ってしているのが三井V-Net だと思います。サポートは人との関係なので必ずしも常に100%の満足を得るとは限りません。が、人を育てるという意 味で人生経験豊かな方がサポートすることは、本当に素晴しいことだと私は思っています。彼女は今後更に日本語、 日本文化を研究するため、再び来日したいと言っておりました。日中の懸け橋の1つが実現出来ることを私は願っています。



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