本部(東京)/国際交流/東京大学(東大国際センター部会)


お薦め! 楽しい留学生との交流

井澤 浩一(東芝OB)

1998年、東芝で主にオーディオ機器の開発が長かった会社人生を終え、自分の小さな会社を立ち上げました。今年で18年、人財教育が主体の会社の社長業を続けています。

技術者ですが、現役時代、海外出張も多くて現地の人々にお世話になりました。三井V-Netの国際交流貢献グループを知り、お世話になった外国の人々への恩返しの意味も含め、2000年に加わりました。中心は東大部会ですが、駒沢大学部会でも数年。

(李さんご家族と筆者夫妻)

最初の交流相手は、東大の教育学部に客員助教授として来日した、上海師範大学助教授・李軍さん、そして奥様の陳潔さんのお二人。毎週本郷でお会いしていました。その時、日本人なら無意識に使っている「は」「が」など助詞の使い方の質問を受け、的確に答えられず、一念発起して日本語教師養成講座420時間コースを受講。晴れて日本語教師の資格を得て、さるビジネス日本語を教える会社の講師に採用され、社長業と二足の草鞋を現在まで履き続けています。そのきっかけを作ってくれた李さん一家に感謝です。

李さんは東大の後、アメリカ、カナダの大学を経て、現在、香港中文大学の教授です。アメリカ時代、ご長男もお生まれになりました。 

留学生との交流は、東大部会は主に本郷で。駒場の生産研でのこともありました。駒大部会は駒沢キャンパスで。今までのお相手は短期も含めて、中国、韓国、タイ、オーストラリア、フランスからの計7人。交流期間は平均2年〜3年。専門は、東大の李さんと駒大を除き、技術系の修士や博士課程の人。技術雑誌の記事を題材に、最新の技術を話題にしたり、もちろん文化をはじめ、社会、経済の話題、日本の観光など、幅広い分野のおしゃべりを楽しんでいます。時には論文や、エントリーシートなどの添削も。

それに、山歩きやお花見、そして三井V-Net主催の見学会なども楽しんでいます。さらに、わが家に呼んだり、彼らの寮などに家内共々呼ばれたりと、本当に楽しい交流を続けています。現役時代から現在まで夫婦そろって東芝の合唱団で歌っているので、演奏会に応援に駆けつけてくれる人も。

みなさん、その後も出張などで日本に来ると、連絡をくれ、会っています。

(鄒さん(右から二人目)ご家族と筆者夫妻)

最も楽しく、嬉しかった思い出は、かつての交流相手を訪ねる旅をしたことです。一昨年、香港の李さん一家、駒大部会でお相手をした湖南省の大学教授(日本語、ロシア語)の鄒(シュウ)さん一家、そして、V-Netではありませんが、日本語講師として10年にわたり教えた、ある日本の機械メーカーの累計で60名近くの技術者たち(現在はその会社の北京 技術センターに勤務)を、家内と共に訪ねて回り、久しぶりの再会を楽しみました。

(筆者と王さん)


現在の交流相手は、中国の王楠さん。工学系博士課程の学生で、修士時代から4年の付き合いになります。王さんは日本語だけでなく英語も堪能で、学会やら調査やらで世界中を飛び回っていて、話題も豊富。2時間の楽しいミーティングはあっという間です。

日本語講師もそうですが、交流のためには、改めて日本の歴史や文化を勉強し直しますので、日本の良さを見直すことができるチャンスでもあります。

加えて、留学生との交流は、若い人と接すること。話題を通して新しい知見を増やせることで、古びつつある頭の活性化に役に立ちますよ。その意味でもお勧めです!



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