本部(東京)/国際交流/駒沢大学(駒大部会)


世界文化遺産の富士山五合目へ
―三井V-Net「富士山バスツアー」の感想

東京大学経済学研究科客員研究員 黄 河

日本と言えば、富士山と桜を脳裏の中にすぐ思い出す。青空の下で、厳粛な富士山がそびえ立っている。山上では冠雪し、白い帽子をかぶっているようである。その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。留学生の私にとって富士山は憧れている山の一つである。

箱根から富士山を眺望したことはあったが、残念ながら登ったことが無い。2015年5月23日の土曜日、三井ボランティアネットワーク事業団(以下、三井V-Netと称す)駒澤大学部会にて「富士山バスツアー」を企画されたが、東大国際センター部会にも参加の呼びかけをいただいたので、喜んで参加させていただいた。駒澤大学と東京大学の留学生17名、三井V-Netスタッフ5名の計22名が参加、バスで富士スバルラインを五合目まで登った。晴れていいお天気にも恵まれ、楽しく一日を過ごした。

感想の一:富士山は文化遺産である。

渋滞があったため、バスの中にいる時間が長くなったが、三井V-Net駒澤大部会の方 が事前に資料を用意し配って頂いて、富士山の歴史や登山の注意事項などについて親 切に教えて頂いた。これのおかげで、私は富士山が「信仰の対象と芸術の源泉」と して、「世界文化遺産」であることを初めて知りましたが、ずっと「自然遺産」だと 思っていた。

感想の二:五合目の登山道が険しくない。

富士山は標高3,776 mで、日本の最高峰である。私は、中国の泰山や黄山など名山を 登ったことがあった。体力的に辛い経験があった。ツアーの前夜、「高山病になるか な」、「体力は大丈夫かな…」と不安や緊張もあった。実際に、バスから富士山五合目 に降りた時、気温が平地より10度位低く涼しく感じたが、空気は薄く感じることは なく高山病の不安はなくなった。そして、予想以上に観光客が賑やかで、多くの中国 語や上海方言を耳にするのも驚いた。五合目からの中道コースは雪のため400mほど の行程だったが、平らで、山を登るというよりハイキングしている感じである。初夏 なのに、コースの終点で積雪を見た瞬間もびっくりした。

感想の三:自然資源を大切する。

富士山は水と電気がないので、水を大切に使っている。女子トイレでは、水ではなく、 泡で流している。また、観光客が自らゴミ袋を用意し、ゴミを持ち帰る。そのため、 富士山の道路や滝がきれいである。

最後に、この素晴らしい留学生活動を企画、そして一緒に楽しく過ごした三井V-Net の方々にお礼を申し上げたいと思う。

(富士山五合目での集合写真) (朝霧高原道の駅より富士を望む)


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