本部(東京)/国際交流/駒沢大学(駒大部会)


留学生と歌舞伎鑑賞教室に参加 (2015.7.12)

駒沢大学部会  廣瀬邦彦(三井化学OB)

今年の古典芸能鑑賞会は7月12日国立劇場で行われた歌舞伎鑑賞教室に参加しました。

この日の参加者は、留学生22名(中国10名、台湾2名、韓国2名、オーストラリア1名、フランス2名、アメリカ5名)ボランティア16名の総勢38名でかつてない大人数の参加となりました。

部会別では駒沢大学部会17名、横浜国大部会9名、東京大学部会6名、一橋大学部会6名と今回も幅広い参加者がありました。

歌舞伎は能楽や文楽と並び、ユネスコにより人類の無形文化遺産として登録された世界に誇るべき文化遺産です。

国立劇場では若い世代を中心とする多くの人々に歌舞伎を広めるべく歌舞伎鑑賞教室を開催しており、今回は義経千本桜から「渡海屋の場」、「大物浦の場」が上演されました。

義経千本桜は歌舞伎の三大狂言の一つで今から260年ほど前人形浄瑠璃で初演され、その後歌舞伎にも取り入れられ人気を集めてきました。

史実では平家一門は壇ノ浦で滅亡した事になっていますが、この作品では平家の武将知盛は合戦を生き延び義経を討つという設定で勇壮な物語の世界を作り上げています。

歌舞伎鑑賞教室では、前段で具体的な説明があるのも留学生には好評で、今回も花道や、廻り舞台、義太夫や下座音楽などが実演を交えて紹介されており、日本の伝統芸能である歌舞伎を楽しく鑑賞できたと思います。

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(国立劇場舞台前での集合写真)

【留学生原文のまま掲載】

歌舞伎の感想文(2015.7.12)

駒大留学生 韓国 キムジンヒョク

2015年7月12日。日本の伝統演劇、歌舞伎を見てきた。歌舞伎は日本の代表的な無形文化財で日本に来る前から一度は見てみたいと思った日本の文化だった。そんな歌舞伎を見ることができて本当に嬉しかった。劇場の雰囲気は大きくも小さくもなく、歌舞伎に集中できるような適当な大きさの劇場だった。一つ残念だった点は両横や、一番前の方の席に座る観客たちには、公演を見づらい点があった。そして歌舞伎を見ながら驚いたのは公演場のステージだった。

日本の歌舞伎劇場は一般的な劇場と違って両側に音楽が出る部屋と中間中間に歌舞伎の内容を解説するナレーションの部屋があった。ナレーションの部屋は2階にあり、そのしたに木の棒で床をたたきつけている人がいた。私の座っている席がそこに近く、たたいてる音がすごくうるさく感じた。

それでも歌舞伎の初印象はかなり強烈だった。歌舞伎俳優たちの演技と特に主要人物の勇敢な登場は、やっぱりサムライ精神を表現して非常に印象深かった。そして何よりも、今回の歌舞伎ですごかったと思っていたのはまだ小学校に入ったばかりのような子供が出て演劇を見事に終えたということだ。もちろん、セリフも少なく、特別な演技もなかったが、私にとってその幼い歌舞伎役者は歌舞伎で最も存在感が大きかった。あまりにも素晴らしい演技を見せてくれて、拍手を送ってあげたかった。初めては子供の声がただリップシンクと考えたが、後になって本物の声だったというのを分かるようになった。 本当に立派な演技だった。

現在の歌舞伎は過去の英雄物語や歴史と関連された話が土台になり、日本人の目にもかなり難しい漢字や言葉遣いが多いと聞いたが、 それでそうか全般的な歌舞伎の内容は外国人である私にとってはよく聞こえなかった。しかし、歌舞伎の素敵な芝居、歌舞伎を眺める視点を一層深く見ることができるようになったと私は思っている。やっぱり日本の伝統的な文化は、多方面に興味が多い。

これからももっと多くの日本の文化を経験してみたい。



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