本部(東京)/国際交流/駒沢大学(駒大部会)


目黒雅叙園「いけばな×百段階段2019」鑑賞(2019年10月26日)

駒澤大学部会 竹田 努
(三井住友信託銀行OB)

秋晴れの一日、駒澤大学の留学生9名と三井V-Net会員8名で生け花と日本の伝統建築鑑賞を目的に目黒雅叙園・百段階段を訪れました。

その一ヵ月前、大学において事前勉強会を行いました。テーマは生け花とは、見学の見どころで、内容は生け花とフラワーアレンジメントの違い、生け花のルーツ、生け花の表現するもの、生け花の美およびいけばな展と百段階段各部屋の建築・工芸の見どころについてパワーポイントを用いて具体的に解説して理解を深めてもらいました。

「いけばな×百段階段2019」は9月20日から11月13日の8期にわたり一週間交替で延べ45の生け花流派の作品が展示されています。

当日は先ず玄関ロビーを入り、そこに展示されている身の丈を超えるとても大きな生け花作品に眼を奪われました。留学生は皆競うように写真を撮り、その後黒漆に螺鈿細工の見事な工芸のエレベータで百段階段へ向かいました。

1935年建築の東京都有形文化財でもある木造日本建築には、花鳥画が描かれ黒漆の螺鈿細工が随所に見られる重厚な部屋、純金箔・純金泥で仕上げられ彩色木彫と日本画に囲まれた絢爛豪華な部屋、美人画の大家が愛着をもって造った落ち着いた茶室風の室、またそれぞれの部屋の天井、欄間および障子建具など生け花とともに鑑賞するものが数多ありました。留学生はそれぞれの興味によって生け花作品を見入る者、豪華な部屋の装飾・工芸に目を奪われて三井V-Net会員の説明を熱心に聞いている者、また最上階の部屋に展示された生け花の解説・歴史パネルを端から端まで読む者と様々に楽しんでいました。なかには気に入った生け花作品を展示した部屋に再び戻って食い入るように鑑賞している学生もおりました。

百段階段各部屋の生け花や建築・工芸を鑑賞したのち目黒雅叙園ロビー回廊の彩色木彫板や豪華なトイレを見学して「昭和の竜宮城」と呼ばれた文化財を堪能しました。多彩な日本の伝統美を満喫した一日でした。

以上



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