2023年10月21日（土）、10月22日（日）に、三井V-Net会員とともにボランティアとして、第1回 車椅子ソフトボール＆フレンドリーマッチ in Hiroshima＠広島みなと公園に参加しました。私たちは警備担当をすることになりファールボールが飛んできたとき観客の皆さんに注意を促す役割です。

会場は、広島県が管理する広島みなと公園のヘリポートで、スポーツ大会の開催は初めてとのことでした。

車椅子スポーツといえば、バスケットボールやテニスなど、パラリンピックなどの大会でよく観かける競技を思い浮かべます。ソフトボールはパラリンピックの競技になっていませんが、ワールドシリーズで日本代表チームは2022年、2023年とチャンピオンとなっています。

今回のフレンドリーマッチは、日本代表4選手を含め、東大阪市（関西unbalance）、岡山県加賀郡吉備中央町（岡山フェザントス）、東広島市（広島サリーレ）、北九州市（北九州シルバーウィングス）に練習拠点を持つ4チームが参加しました。

車椅子ソフトボールの基本的なルールは、野球やソフトボールと同じです。競技用車椅子に乗り、10人制でプレーします。日本では、チーム内に男女の参加や健常者の参加が認められています。

10月21日（土）午前中は、4人の日本代表選手の指導のもと体験会が行われました。最初は競技用車椅子の操作に苦戦する参加者もいましたが、徐々に慣れていき、ボールを投げたり、受け取ったりできるようになりました。また、バットを持ってボールを打つことも、最初は難しいようですが、体験会ゲームが始まると、参加者たちは楽しそうにプレーしていました。

私も体験会に参加申し込みをすればよかったと後悔し、球技場のそでで競技用車椅子に乗ってみました。なかなか難しいもので、前に進むだけでなく、曲がることもスムーズにはいきません。来年は絶対に体験会に参加しようと思いました。

体験会に参加の皆さん

10月22日（日）は、21日からの続きから交流戦が行われました。4チームの総当たりで試合をしました。結果は広島サリーレの優勝で終了しました。

はじめての車椅子ソフトボールの試合観戦でしたが、好守備があり、ホームランが飛び出すなど、迫力ある好ゲームの連続でした。

試合風景

はじめて車椅子ソフトボールを観戦できたこと、障がいの有無や程度にかかわらず多様な人々が実施できるスポーツを目の当たりにすることができ、さらにパラスポーツへの関心が大きくなった大会でした。

表彰式

主催は、特定非営利活動法人FOOT&WORKで、「広島県安芸地区」を発信源に、生活に直接係るコミュニティのあり方を考え、生活環境を向上させることを目的とした活動を行うために発足した、特定非営利活動法人です。