中国支部(広島)環境保全
第37回 土師(はじ)ダム桜守プロジェクトに参加(2024年12月1日)
中国支部事務局
2024年12月1日(日)、第37回土師ダム桜守プロジェクトに参加しました。このプロジェクトは、土師ダム湖畔の桜を守るために毎年12月と2月に開催され、地域の自然環境の保全に取り組む活動として知られています。
当日は天候にも恵まれ、暖かい日差しの中で作業を進めることができました。例年どおり9時から開会式が行われ、安芸高田市長の挨拶がありました。参加者一同、桜への愛着と自然環境保護への思いを共有し、活動への意欲を新たにしました。
参加者の皆さん
暖かな日差しの土師ダム湖畔
当日の活動内容
作業は以下のような内容に分かれ、それぞれのチームが協力して進めました。
1.桜の枝木の集積
枝を整理することで景観を整え、桜の木の健全な成長を促しました。
2.桜の木の間伐および周辺の下刈り
適切な間伐作業により、他の木々や植生への日光や栄養の分配を改善しました。
3.テングス病にかかっている枝の切除
病害虫から桜を守るため、丁寧に病枝を取り除きました。
4.桜の木への施肥
必要な栄養を補い、来春の開花に備えました。
5.なめこの植菌
桜守活動の参加者は持ち帰ることができます。
出来上がった植菌木
活動を通して
土師ダム湖畔では、この季節ならではの冬桜や紅葉も楽しむことができます。美しい景色に囲まれながらの作業は心が癒されるひとときであり、自然環境保護ボランティアとしての意義を実感しました。
紅葉がきれいです
このプロジェクトは、四季折々の変化を楽しみながら環境保全に貢献できる素晴らしい活動です。参加者の中には地元の方々だけでなく、遠方から訪れる人もおり、地域コミュニティの交流の場にもなっています。
今後も桜守プロジェクトを通じて、自然と調和した美しい景観を守り続けていきたいと思います。
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