中国支部(広島)環境保全

活動レポート

第38回 土師(はじ)ダム桜守プロジェクトに参加(2025年2月23日)

中国支部事務局

毎年2月末の日曜日に開催される土師ダム湖畔の桜並木の手入れ(桜守プロジェクト)は、今年も2025年2月23日(日)に実施されました。例年は暖かい日差しに恵まれることが多いのですが、今年は寒波が到来し、土師ダム湖畔の集合場所である「はじ丸館」へ向かう道路は雪に覆われていました。雪があまり降らない広島市に住む私にとって、雪道はやはり緊張を伴います。しかし、無事に「はじ丸館」に到着。毎回駐車場は満車ですが、今回は空いていて、多くの人が参加を控えたのだろうと感じました。

開会式は9時に始まり、表彰式も行われました。通算15回参加すると表彰される制度があり、今年は小学校6年生が表彰されていました。彼は幼い頃から参加しているとのことで、成長を感じさせる素晴らしい功績です。参加者全員で記念撮影の後、作業がスタートしました。

まだ雪が残っています

まだ雪が残っています

作業内容は例年通りで、以下のような内容でした。

・桜の枝木の集積

・桜の木の間伐および周辺の下刈り

・テングス病にかかっている枝の切除

・桜の木への施肥

・なめこの植菌

各班に分かれて、スムーズに作業を進めていきました。11時を過ぎるとお腹もすいてきます。本日の昼食はおむすび2個と豚汁で、外で食べる暖かい豚汁が体を温めてくれました。

ゴミ収集作業

ゴミ収集作業

なめこの植菌

なめこの植菌

今年は久しぶりに、昼休憩時間に桜守プロジェクトの顧問である「NPO法人ひろしま人と樹の会」の正本理事長によるミニ講習会が開かれました。50周年記念式典で植樹した桜についての説明や、桜の歴史についてのお話もありました。その中で特に楽しみに感じたのは、5種類の桜が植樹されたということです。成長して早く桜の花が見られることを願っています。

雪が時折降る中、午後3時ごろに閉会となりました。参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。来年もまた、桜の手入れに参加できることを楽しみにしています。


一覧に戻る