中国支部(広島)福祉

活動レポート

平和記念式典車いす介助に参加して(2023年8月6日)

中国支部事務局

2023年8月6日、平和記念式典に三井V-Net会員2名と一緒に車いす介助ボランティアとして参加しました。過去3年間は新型コロナ感染拡大で平和記念式典規模が縮小されボランティア参加は4年ぶりとなります。平和記念式典では被爆者や遺族を含む一般参列者が平和を祈りました。

平和記念式典

平和記念式典

今回の車いす介助ボランティアの募集は午前6時に広島平和記念公園噴水前広場に集合すること、連日気温が35℃となっており体調を考慮して無理な参加はしないように募集をしました。

介助ボランティアに参加するためには事前講習を2回受ける必要があります。1回目は7月16日(日)に広島平和記念資料館会議室にて「被爆体験伝承者の談話」では朝鮮半島出身ということで差別を受けた辛い思いをしたこと、被ばくし大やけどをしたことの話を聴き胸が痛み改めて戦争をしてはいけない、核兵器を使ってはいけないという思いが強くなりました。また「介助ボランティアとは」ではボランティア経験者による講義を受けました。

講習(介助ボランティアとは)

講習(介助ボランティアとは)

2回目は7月30日(日)に広島平和記念資料館メモリアルホールにて「平和記念式典における介助ボランティア活動」のオリエンテーションと「平和公園内での実地体験」では車いすでの介助役と介助者役に別れて車いすで平和公園内の記念式典会場を移動し実地体験をしました。当日、私は平和記念公園清掃活動と重なったため清掃活動完了後に車いす実地体験に合流しました。平和記念式典当日の集合場所の確認、一般参加者の参列場所を確認しました。平和記念式典中には暑さ対策のために国際会議場の中で映像を観ながら参列することができることも確認しました。

車いす実地体験中

車いす実地体験中

8月6日(日)当日は噴水前広場に5時30分ごろに到着しましたがすでに式典出席受付前には多くの参列希望者が並んでいました。当日の天気は晴れで平和記念式典開始午前8時には気温も高くなることが予想されました。しっかりと熱中症予防対策(飲み物とタオル、塩分チャージタブレット)を持って活動です。午前6時30分に配置場所へ移動しました。幸い木陰での活動でした。役割は平和記念式典に参列する人の中で車いすが必要そうな方に声掛けして車いすの利用を勧める役目です。気を付けることは「細やかな気遣いをすること」を念頭に置いての活動をしました。

介助ボランティア活動中

介助ボランティア活動中

つえを突いた方が歩いてきました。早速声を掛けました「車いすがありますよ、利用されませんか。」するとその方は『これは杖ではないよ。ステッキ。素敵なステッキだよ。』私は答えました「素敵なステッキですね」と話しかけると会話がはずみ、その方は縁石に腰をおろししばらくお話をしました。歳は87歳で被爆者であること。幸いにも被ばくによる後遺症はでていないとのことでした。

今回、各ボランティア配置場所とも車いすを希望される方は少なく、被爆者の平均年齢が85歳を超えたことも影響しているのでしょうか。

8時15分黙とうが始まり「戦争をしてはいけない、核兵器を使用してはいけない」など思いながら黙とうが終了すると周りには多くの人が集まっていました。式典に入れない人たちが日陰を求めて木陰に集まっていました。平和記念式典が終わり午前10時過ぎにボランティアを終了し解散しました。

ボランティア解散後、広島平和公園から平和大通りを渡り広島市女職員生徒原爆死没者慰霊式典へ参列し帰途につきました。

広島市女職員生徒原爆死没者慰霊式典

広島市女職員生徒原爆死没者慰霊式典


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