本部(東京)福祉

活動レポート

エリザベス・サンダース・ホームでの4年ぶりの竹とんぼ教室開催 (2023.7.8 湘南倶楽部)

本部事務局

エリザベス・サンダース・ホーム(以下ESH)からの「竹とんぼ教室」や「木工教室」などの再開要請がありましたので、三井V-Net湘南倶楽部では、再開の第一弾として2023年7月8日(土)、4年ぶりに「竹トンボ教室」を開催しました。
コロナ禍前の2019年までは毎年のように開催してきた活動ではありましたが、新型コロナウイルス感染症のため、2020年以降3年開催ができずにいましたが、感染も落ち着いたこともあり、再開することができました。
当日は幼稚園児から中学生まで23名の子供たちが参加してくれました。
湘南倶楽部のボランティア会員も久しぶりの開催にやや不安げでしたが、講師の高橋恵太郎さんの指導により、子供たちと共に竹とんぼ作りに夢中になりました。
竹とんぼの製作は、講師の高橋さんが竹製の羽、軸等を事前に用意してくれていましたので、次の行程で混乱なく製作して行くことができました。

①羽に軸を通して軸部分をコップに乗せて羽のバランスを見る。(羽の重い方が下になる・バランスが取れると羽がほぼ平行になる)

②バランス確認ができたら軸を外し、羽の重い方を紙やすりでこすり軽くして再度、軸を通してバランスを見る。(羽がほぼ平行になるまで、その工程を繰り返す)

③バランスが取れたら軸を外し、羽にアルミホイールをまき、ろうそくの炎に羽をあてながら適度に羽をねじる(飛ばし方により羽のねじり方向を決める)

④ねじれた羽に軸を通し、アロンアルファ―で羽と軸を固定する。

⑤何色ものマジックで子供たちが好き好きに羽に色をつけたり、名前を書いたりして完成である。

子供も大人も飛ぶ竹とんぼを作ろうと真剣そのもので、特に小さな児童には会員一人が専従でつく等、時間を忘れて作業に没頭していました。

それぞれが苦労しながらも、竹とんぼができあがると中庭に出て竹とんぼを飛ばし始めました。そうなると中庭は笑いと歓声で大騒ぎ、ホーム事務所の屋根に飛んでしまったり、木の上にのってしまったりで、それを取りに行くESHの若手職員の皆さんは大変でした。

中庭での竹とんぼ飛ばしもひと段落したところで、子供たちから湘南倶楽部の会員の皆さんにお礼の挨拶があり、みんなで拍手して竹とんぼ教室は無事終了となりましたが、多くの子供たちに喜んでもらえて本当に嬉しく思いました。
今回4年ぶりに開催できたのは、お一人で多くの準備をしていただいた高橋恵太郎さんのご尽力のお陰と誌面を借りて改めて御礼を申し上げると共に、当日ご協力をいただいた湘南倶楽部会員の皆様にも感謝申し上げます。
竹とんぼ作り風景や子供たちの笑顔を写真で紹介できないのは残念ですが、参加会員皆様の集合写真を掲載させていただきます。

以上

竹とんぼ教室 参加の湘南倶楽部会員他、制作に協力いただいた皆様 2列目右から3番目、青のエプロンの方が講師の高橋恵太郎氏

竹とんぼ教室 参加の湘南倶楽部会員他、制作に協力いただいた皆様
2列目右から3番目、青のエプロンの方が講師の高橋恵太郎氏


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