関西支部(大阪)文化・教育

活動レポート

大阪歴史博物館のボランティア活動が新体制でスタートしています

桑村和男(株式会社東芝OB)

新型コロナ禍の中、休止していました大阪歴史博物館のボランティア活動が、令和6年4月から新しくスタートしています。私は、「難波宮遺跡ガイドサポーター」を担当しています。

7世紀飛鳥時代、孝徳天皇が行った「大化の改新」で、飛鳥から大阪に遷都されました「難波長柄豊碕宮」の都の関連施設の遺跡が、大阪歴史博物館の地下に保存されています。私は、1階の難波宮遺跡見学の受付コーナーで受付対応をして、その地下の遺跡を来館者に見学していただくガイドをしています。午後2時と午後3時の2回見学ガイドを行います。見学ガイドは約20分かけて、難波宮の歴史の紹介、地上での遺跡の配置の説明、そして、階段を降りて地下の遺跡に案内しています。毎回、見学者から、「大阪に都があったこと知らなかった」「大阪の街の真ん中で、7世紀の遺跡が見られて感激しました」を聞き、私たちもガイドのやりがいがあります。

今年は、昭和29年(1954年)に山根徳太郎博士が、「日本書紀にでてくる難波宮」について、初めての第1次発掘調査が行われて70年の記念の年になります。大阪歴史博物館では、7月5日から8月26日まで、特別展「難波宮発掘開始70周年記念 大化改新の地、難波宮-古代日本のターニングポイント-」を開催しています。

皆さん、ぜひ、大阪歴史博物館に見に来てください。


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