関西支部(大阪)国際交流

活動レポート

旧三井家下鴨別邸見学と茶道体験

楠居里奈(登録会員)

2024年6月22日(土)コロナ流行前から数えて4年ぶりに、旧三井家下鴨別邸にて、同志社大学の留学生が、伝統的な建物の見学、茶道体験、そして、ボランティアネットワークの会員と交流できるイベントが開催されました。

当初の募集人数は10名でしたが、定員の2倍以上の21名が応募されて大盛況だったので、留学生のグループを二つに分け、茶道体験と建物見学がそれぞれのグループでじっくりできるようにしました。

留学生たちは、歴史的な建物の見学の中で、建物の歴史、建築様式等について説明を受けていましたが、日常ではあまりなじみのない言葉ばかりだったので、ちょっと難しいようでした。ただ、外から見る角度で建物の階層が違ったり、こまごまとした建具、装飾の意味について知ったりすることをとても楽しんでいるようでした。

旧三井家下鴨別邸内を案内する筆者(中央)

旧三井家下鴨別邸内を案内する筆者(中央)

また、茶道体験では、茶道裏千家淡交会の栗山先生にお越しいただき、留学生たちに茶道をレクチャーしていただきました。中には、茶道を習っている留学生もおり、茶道の体験後、先生に質問し、いろいろな知識を吸収しようと思っている留学生もいて、日本を好きで来てくれている留学生がこれだけいるのは本当にうれしいことだな、と思いました。

2階座敷にて茶道体験

2階座敷にて茶道体験

短い間の交流でしたが、留学生たちはボランティアとの交流と文化体験をとても楽しんでくれて、満足そうに帰って行かれました。私も、そんな留学生たちの姿をみられて、とても楽しい一日となりました。

集合写真

集合写真


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