関西支部(大阪)国際交流

活動レポート

スタディツアー「神戸新聞社見学会」

関西支部事務局

2023年11月14日(火)留学生10名と会員4名、事務局2名、神戸大学の先生1名の計17名で、「神戸新聞社本社見学会」を開催しました。
まず初めにビデオ映像で「新聞の出来るまで」を視聴し、ニュースを集めて記事にして、印刷されて新聞になり各家庭に配布されるまでを学びました。
作成された紙面では、その記事の重要度は見出しの大きさで判断できること、記事の書かれている場所での重要度の違いや、同じニュースでも全国紙と地方紙での取り上げ方の違いなどを学ぶことができました。その後、新聞社本社内を案内していただきました。
報道のフロアでは記者の皆さんはほとんど取材に出かけられていて閑散としていました。
以前は、記者の皆さんは取材を終えると新聞社に戻りそれから記事を書き上げていましたが、最近はタブレットなどを使用して現場で記事を書き上げ、そのまま新聞社に送ってくるそうで電子化を進め迅速な対応ができるなどの説明がありました。
報道展示室では、「阪神・淡路大震災」の折は、新聞発行の原版作成のため移動手段がないなか京都まで行ったことや、当初は被害の大きさを伝える記事ばかりでしたが、希望が持てる記事や避難所生活情報を増やし、被災者を勇気づけたことなどの説明を受けました。
説明は全て日本語で行われました。今回は中国からの留学生が多く、それなりに日本語のわかる留学生ばかりでしたが、日本語の堪能な留学生が中国語で他の留学生に説明をしてくれていました。お土産に見学記念の新聞を作成していただきました。

集合写真
神戸新聞

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