関西支部(大阪)国際交流

活動レポート

神戸大学「習字教室」

関西支部事務局

2024年7月8日(月)神戸大学・夏期日本語日本文化研修プログラムで来日している留学生向けの「習字教室」を開催しました。
昨年は7名の参加でしたが、今年は大幅に増えて17名の参加となりました。
内訳は欧米の留学生が7名、中国、台湾、韓国の留学生が10名でした。三井V-Netからは7名のボランティアが参加しました。
講師は昨年と同様に北岡 瑞桐先生、筒井 忍先生にお願いしました。

北岡 瑞桐先生(右)、筒井 忍先生(左)

北岡 瑞桐先生(右)、筒井 忍先生(左)

中国でも最近は習字をする機会も少ないようで初めてという留学生もいました。
始めに一本の「線」を書き、次に「円」書いて講師の先生に添削してもらい、そこでお手本を貰って「ノ」「ケ」「大」と次々に練習してその都度講師の先生に添削してもらいます。“はなまる”を貰ったと一喜一憂し、それらを合わせて課題の「笑」を書きます。
中には左利きの留学生もいて左手に筆を持って書きにくそうにしていました。

練習風景

練習風景

練習には、墨汁を使って書いていましたが、硯での墨擦り体験も全員で体験して、硯に一杯の墨を摺り上げました。
最後に一杯に摺り上げた墨を使って課題の「笑」をうちわに書き上げました。
書き上げたうちわに名前を書く時には、欧米の留学生も日本語のレベルが中級以上の留学生がほとんどなので、自分の名前をカタカナではなくて漢字で当て字にして書いていました。

集合写真

集合写真


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