関西支部(大阪)国際交流

活動レポート

神戸新聞社見学会

関西支部事務局

2024年12月19日(木)、神戸大学G-Naviイベントとして「神戸新聞社見学会」を開催しました。春の「人と防災未来センター見学会」に参加した女子留学生2名を含む、申込人数は9名でした。集合場所はJR神戸駅の中央改札口前で、集合時刻は13時に設定しました。当日、キャンセルが2名あり、最終的な参加者は留学生7名、ボランティア9名、神戸大学1名の計17名となりました。

神戸新聞社は、神戸ハーバーランド入口にある神戸情報文化ビル内に位置しています。見学者はまず報道展示室で、ビデオ「神戸新聞ができるまで」を視聴しました。実際の神戸新聞社本社デスクは別の階にあり、新型コロナウイルス感染防止および防犯対策のため、防犯ガラス越しでの説明を受けました。

今年は阪神淡路大震災から30年が経過しました。ビデオの中で震災当時の出来事についても触れられました。私は当時ポートアイランドに住んでおり、三宮駅前にあった神戸新聞社本社ビルが全壊し、当日の紙面制作が危ぶまれたことを覚えています。しかし、京都新聞の協力を得て、当日の夕刊から休まず発行が続けられたことは印象深い出来事でした。また、被災当日から取材に奔走した記者の方が報道展示室で説明を行い、その様子を聞くことで、震災の犠牲者への追悼の気持ちがより一層深まりました。

留学生の方々にも、このような歴史的な背景を少しでも理解していただければ幸いです。
お土産に見学記念の新聞を作成していただきました。

見学特別号

見学特別号


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