関西支部(大阪)国際交流

活動レポート

神戸大学G-Navi(兵庫国際交流会館における国際交流拠点推進事業)
「神戸市役所から旧居留地歩こう会」に参加して

山神敦子(三井化学OG)

2025年10月18日(土)、曇り空から一転、強い日差しが降り注ぐ中、「神戸市役所から旧居留地歩こう会」が開催されました。

当日は、留学生7名、神戸大学の教員1名、タウンガイドKOBE24(ガイド役ボランティア)6名、V-Netから6名の計20名が神戸市役所に集合。インドネシア、韓国、ドイツ、バングラデシュなど、多様な国からの留学生が参加しました。

まずは24階展望台に上り、神戸の街を一望。タウンガイドKOBE24による英語ガイドでのツアーが始まりました。最初は緊張気味だった留学生たちも、東遊園地の慰霊と復興のモニュメントや商船三井ビルの耐震補強の裏側見学を進めるうちに、ボランティアや留学生同士の会話も弾み、笑顔があふれる時間となりました。

三宮神社、元町商店街、南京町を巡った後の会議室での交流会では、お菓子とお茶を楽しみながら、三井V-Netの活動について多くの質問が寄せられ、盛り上がりを見せました。事務局から折り紙で作ったつまようじ入れや富士山の作品を配ると、留学生たちは大変喜んでいました。

筆者

私自身は、2025年8月に定年退職後、穂谷里山保全活動、須磨海岸クリーンアップに続く3回目のボランティア活動でした。英語に不安もありましたが、留学生の皆さんが日本語に堪能で安心しました。歩き始める前には、留学生の一人がかつて近所に住んでいたことがわかり、「え~!」とハイタッチ。距離が一気に縮まる瞬間もあり、まるで娘や息子と話しているかのような楽しい時間でした。

さらに、現役時代に隣の席で仕事をしていた先輩と再会できたことも嬉しい出来事でした。
11月21日に行われる神戸大学留学生交流会で、今回の参加者と再会することを約束し、楽しみがまた一つ増えました。

集合写真

集合写真


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