関西支部(大阪)国際交流

活動レポート

大阪大学留学生と歴史文化探訪

加藤裕之(ビプロジーOB)

留学生との交流はどうかと三井V-Netからの紹介があり、大阪大学大学院の中国女性と大学での面談となりました。さて、どのような人やらと期待とちょっとばかしの心配とが交錯します。現れたのは、明るくはきはきとした女性でした。

彼女は大学を岡山で過ごしたそうで、こちらも実家が岡山なのでほぼ毎月岡山には行っているという共通点を見つけました。さらに、歴史と文化に興味旺盛で彼女は中国、こちらは日本、双方の知識交換が絶好のテーマになりました。

彼女の出身である山東省徳州は、孔子、諸葛孔明、王義之などの英雄・傑物を生んでおりかの有名な泰山のふもと近くです。日本については、おおむね月に一度、関西の歴史文化探訪を提案します。

まずは大阪文化をと天神橋筋歩きと天満宮にお参りし、繁盛亭にて関西弁を経験。通常の日常日本語会話は全く問題ない彼女ですが、さすがに落語はきつかったようです。

次から京都、一般的な観光スポットに加え勉強にもなるところです。この回から京都在住の友人女性加わります。女性同士ということと、この友人は大変京都・奈良に詳しく歴史的には平安時代に強い方です。

京都嵯峨野の散策、定番観光と文化と歴史の体験コースです。嵐山から天竜寺、竹林、野宮神社、常寂光寺、落柿舎では俳句を詠んで投稿、清凉寺、大覚寺と大変充実した1日でした。

落柿舎で俳句を詠む

落柿舎で俳句を詠む

こういった人を案内することを通じて自分の知識も深めることができ、いい機会を得られていると実感しました。


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