関西支部(大阪)医療・福祉

活動レポート

京大病院図書ボランティア「ほっこり」活動再開

宇山房男(ビプロジーOB)

コロナ禍の3年間は外来、病棟、図書コーナーも含め、全てのボランティア活動が休止となり、図書コーナー「ほっこり」も閉鎖されました。また入院患者に対する面会の禁止に伴い、ボランティア控室に出入りすることもできませんでした。2023年5月に新型コロナウィルスの5類移行で病院内の規制も徐々に緩和され、患者さんからの要望もあって7月から図書コーナー「ほっこり」をオープンすることになり、6月からボランティアもその準備のため活動を開始することになりました。

3年間無人でしたので、まず配架されている約7,000冊の現品確認を行い、書架のレイアウト変更もありましたので、書籍の書架間の移動などを行い、7月より図書コーナー「ほっこり」をオープンしました。「ほっこり」の蔵書は全て寄贈本で賄われていて、閉鎖していた3年間は寄贈本の受け付けを停止していたのですが、受け付けを再開すると、ありがたいことに毎日のように寄贈本を持ってこられて、オープン後は寄贈本の登録作業、配架スペースの確保のための書籍の移動などの作業に追われています。書架のレイアウト変更に伴い幼児のためのスペースも増えましたので、多くの方々が来られるのを楽しみにしています。


一覧に戻る