関西支部(大阪)スポーツ支援
大阪マラソン2023団体ボランティアに参加して
山口 一樹(登録会員)
2023年2月26日(日)朝の冷え込みが厳しい中、私たち三井V-Net会員23名は、7時50分阪神電車なんば線桜川駅に集合しました。
今年で第11回大会を迎え、3年ぶりに市民ランナーが参加し、3万人を超える選手が午前9時15分大阪府庁前をスタートしました。
筆者
私たちの活動は15.8km地点での沿道整理を担当しました。
午前8時35分、備品数量チェックから仕事を始め、まずは緊急車両通過道路を確保するため、カラーコーンを設置場所近くに振り分けることから始めました。また観客や自転車等がコース内に入らないように、沿道テープを電信柱や街路灯等の強固な支柱にくくりつけ、支柱がない場所にはカラーコーンに沿道テープを貼り付け、規制開始前の作業を完了しました。
交通規制開始後、カラーコーンを緊急車両車線まで移動し、沿道テープを巻いたカラーコーンを歩道前に設置し、準備作業を完了しました。
先頭の車椅子ランナーが通過予定の9時25分には全ての準備作業を終え、各メンバーは持ち場につき、観客、歩行者等のコース進入防止と観客からの問い合わせに対応しました。
しばらくすると国内外の招待選手などトップランナー100名程が集団で私たちの目の前を駆け抜けていきました。そのスピードはすさまじく、あっという間に選手の姿が消え去りました。
その後、3万人を超える市民ランナーが荒波のように現れ、その波はいつまでも続きました。
コロナ禍により、大阪マラソンの中止が続き、待望していた私を含めメンバー全員が、「これが大阪マラソンの感動と魅力だと」満面の笑みを浮かべていました。
一方、コロナ前に担当した「給水活動」を知るメンバーからは「もっとランナーと触れあいたかった」という声もありましたが、極寒の中、特にけがも事故もなくメンバー全員「やり遂げた」という充実感にあふれていました。最後にメンバーへの感謝と来年も頑張ろうと誓い、活動を終了しました。
集合写真
一覧に戻る