■ 事務局便り


新春のご挨拶

三井ボランティアネットワーク事業団
 理事長 山内 卓

新年明けましておめでとうございます。
 一昨年6月、理事長就任を拝命し二期目を迎えました。

日頃は三井ボランティアネットワーク事業団の活動に多大なるご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

本事業団は、来るべき高齢化社会の到来に向けて、三井グループといたしまして、高齢者が積極的に社会活動に参加し活躍するための場を社会に提供するため、1996年に設立されました。

設立以来四半世紀を経過し、本年は節目となる25年目を迎えます。

シニアの生き甲斐づくり支援を目的として設立された本事業団は、三井グループの枠を超えた社会貢献活動へと発展・進化を遂げ、三井グループ運営会員各社(20社)のOB・OG会員に加え、一般の方々にもご参加いただき、現在のボランティア登録会員数は、約1,500名(2020年3月末現在)となりました。

具体的な活動分野は、@国際交流、A環境保全、B医療・福祉、C文化・教育、Dスポーツなどの多岐な領域に及び、2019年度は年間延べ10,000名を超える会員の皆様にご参加いただき、活動関係先からも高い評価をいただきました。

しかしながら、昨年初春から蔓延(まんえん)した新型コロナウイルスの影響により、本年度は多くの活動が中止、または延期を余儀なくされました。

東京本部でも、河川敷・海岸などの清掃、恒例となったエリザベス・サンダース・ホームのチャリティーコンサートなどが中止、または延期となりました。

ただし、このような状況にありながら、主要な活動である留学生との一対一交流に関しては、関東では東大や横浜国大、駒沢大など、関西では神戸大などで、オンラインによる交流が始まり、コロナ禍で不安に陥っている留学生のサポートを続け、多くの感謝の言葉をいただいています。

また、関西支部では、昨年6月より、感染防止に留意しながら、大阪の司馬遼太郎記念館、キッズプラザ大阪、京都の旧三井家下鴨別邸などでのボランティア活動を再開しました。

さらに、中国支部でも、感染防止策を講じながら、恒例となった広島平和記念公園での清掃活動などを再開しています。

新型コロナウイルスのため、社会や経済の円滑な活動が阻害され、本来の姿でボランティア活動を実施することが叶わぬ一年となりましたが、ご参加いただいた会員の皆様には、この場をお借りして感謝申し上げます。

さて、本事業団の今後の課題といたしましては、@「withコロナ」を見据えた新しいボランティア活動のあり方の検討、A新規ボランティア登録会員の拡大、B運営会員会社の拡大の3点が挙げられます。

まず、「withコロナ」という新しい生活様式に合わせた新しいボランティア活動のあり方はどうあるべきかについて、会員会社の運営委員の方々と継続的に議論を深めてまいります。

次に、定年や雇用の延長に伴い、会員の方々の高齢化が進んでおり、新規会員の拡大が喫緊の課題となっています。会員会社のOB会等での告知を改めて徹底するとともに、定年を迎える前の現役世代に対して、キャリア研修等の機会を活用して、本事業団の認知度アップを図ってまいります。

最後に、運営会員会社の拡大につきましては、二木会・月曜会メンバー会社の未加入会社への新規加入、および休会会社への復会の勧誘に引き続き積極的に取り組んでまいります。

本事業団といたしましては、今後ともボランティア活動を通じて社会的な貢献に努めるとともに、三井グループとしてのCSR活動の一翼を積極的に担いつつ、三井ブランドの更なる価値向上を目指し努力してまいりますので、引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

最後に、今年一年の皆様の益々のご健勝とご発展をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。