■ 本部(東京)/国際交流/東京大学(東大部会)

東京大学(本郷・駒場キャンパス)の留学生とその家族を対象として、日本語により一対一で交流し、相互理解を深める活動です。一対一交流の活動は主に平日となります。
会員同志の情報交換会・親睦会、留学生と工場や美術館等の見学会、大学関係者との情報交換会があり、随時参加できます。
2018年4月1日付、同大学の組織改編に伴い、部会名称を「東大国際センター部会」より「東大部会」に変更。

〜活動レポート〜

新江東清掃工場見学記(2018.6.23)

東大部会世話人 津田 健(三井住友信託銀行OB)

今回の春のイベントは、夢の島公園に隣接する新江東清掃工場の見学でした。 些か地味な企画で、当初参加者が少ないのでは、との声もありましたが、いざ参加者を募ると多数の応募があり、留学生19名、会員8名、事務局1名の計 28名が参加することになりました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、予定通り11時に新木場駅に集合し、まず夢の島公園内の東京スポーツ文化館のクリエーションスペースに移動、4グループに分かれて自己紹介の後、ゴミの分別や出身国のゴミ事情等を話題に、ランチを摂りました。何人かの留学生に参加の動機を尋ねたところ、日本の街が清潔な理由を知りたくて参加したとのことでした。

13時に文化館を出発、徒歩約20分で新江東清掃工場に到着、最初に会議室にて当工場の概要、ゴミの処理工程、処理後の灰の処分等をDVDにて学習した後、実際の処理現場を見学しました。収集車がゴミを搬入するプラットホームからスタートし、ゴミをクレーンで焼却炉へ運び込む様子、焼却炉の燃焼状況、発生した高熱を利用した蒸気タービン発電機の稼働状況、工場全体を24時間集中監視する中央制御室、発生した焼却灰をストックする灰バンカの様子等を見て回りました。なお、処理工程の各ポイントでは英語での説明があり、学生も良く理解できた様子でした。大気汚染・水質汚濁・騒音・悪臭等を最新の設備で防止していること、24時間フル稼働でゴミを処理していること、焼却灰を単に埋め立てるばかりでなく、セメントやスラグの材料として有効利用していること、焼却により発生する熱エネルギーを発電や熱供給に利用していること等に大いに感心したようで、約90分間の見学は成功裡に終了しました。

集合写真

その後、任意参加で廃熱を利用した夢の島熱帯植物館を見学しました。色とりどりの花や不思議な形状の樹木、食虫植物などジャングルを探検するような気分で、留学生も大いに気に入った様子でした。中でも東 南アジア出身の学生には馴染み深い花が多く、暫し故郷を偲んでいました。

雨には降られましたが、事故もなく留学生も満足した様子で17時に解散しました。


≪留学生感想文≫

東大留学生  ボルジギン ソリナ(中国)

2018年6月23日の11AMに東京メトロ有楽町線の新木場駅で三井V-Netの皆さんと集合し、その後東京スポーツ文化館へみんなで移動しました。BumB東京スポーツ文化館に着いてから5つのグループに分け自己紹介、ごみ問題について話しました。

みんなが知りたかったのが、ごみ排出量世界トップの日本の町が、なんでこんなに綺麗だろう?ゴミ収集車が毎朝来ますが、ゴミはどこに行っているだろう?どんな処理されているだろう?日本のゴミ処理について勉強したいなどいろいろでした。話しながらランチ食べ、その後9階建の新江東清掃工場に行きました。

外から見たら清掃工場とわからないぐらい清潔なところでした。見学者説明室で工場の概要説明、工場紹介ビデオの鑑賞後、職員の案内で工場内見学ルートを巡りました。収集車で運搬されてきたゴミは、はじめにゴミ計量機によりゴミの重さを計算します。一日約1500台もの収集車がやってくるそうです。

その後21門のバンカゲートが設置されているプラットホームから巨大なゴミバンカ(幅約94m、奥行き24m、深さ20m)へ投入され、ここでゴミが一時貯留されます。ゴミバンカに清掃車5-6台分を掴めるゴミクレーンが整理整頓やごみを焼却炉に運んでいます。

ゴミバンカの近くにいても、臭いが全くなかったね。それは臭いを外に出さないように押込送風機でバンカ内の臭いと空気を燃焼室へ送り、800度ぐらいの高温で臭いも一緒に燃やしているからです!臭いって高温でなくなるんだ!燃焼室では1サイクル2時間でゴミが完全に灰になれるそうです。

発生した熱はボイラへ送られ、蒸気タービン発電機を動かし発電する共に東京都夢の島熱帯植物館、東京辰巳国際水泳場、東京スポーツ文化館の公共施設に熱供給しているそうです。すごい!!発電した電気は工場内の様々な機械を動かしたり、電灯などをつけたり、余った電気は電力会社へ送られているそうです。ゴミを処理することでこんなに電気や熱エネルギーなるとは思わなかったです。

職員の説明によると、家庭から出る1年間量は平均約1460kgにもなります。これを新江東清掃工場の発電能力に置き換えると家庭で使う約6ケ月分の電気に相当するようです!これを聞いて、母国であっちこっちにあるゴミはすべてがエネルギーだなと思いました。

中央制御室という工場内のすべての機械運転状況を監視し、操作する場所を外から見ました。この工場はすべてが全自動運転されています。6-7人でこんな大きな工場を簡単に操作できる!燃焼室から出る灰は燃やしたゴミの量の20分の1ぐらいになり、この灰がコンクリートなどに再利用や、埋め立てに使われているようです。こんな技術をゴミの山に悩まされている途上国に導入できたらいいなと思いました。

工場見学の後、熱帯植物館にみんなで行きました。A, B, Cドームで3つに分かれ、熱帯植物と私たちの生活とのかかわりを広く紹介している素敵なところでした。

今回の見学ではこれまで知ってなかった知識を身に着け、すごく勉強になりました。同時にキャンパスでは出会えないいろいろな国からきた留学生との交流もできてうれしかったです。これからも三井V-Netイベントを通じて勉強し、友達作っていきたいです。


東大国際センター部会 料理教室開催(2017年6月17日、25日)

東大国際センター部会世話人 白井則子

東大国際センターで留学生の”食生活の貧しさ”を聞き、三井V-Netで何かお手伝いを と思い企画しました。

昨年は女性たちで行いましたが、今年は料理好きな男性たちの申し出があり、女性はお手伝い役。 留学生の人数も絞り、丁寧な指導をしました。>>続く


羽田クロノゲート(ヤマトグループ)見学記(2017.6.10.)

東大国際センター部会世話人 中西正光(三井物産OB)

今回のイベントは、ヤマトグループの物流ターミナルの「羽田クロノゲート」見学でした。留学生19名、会員8名と事務局1名の合計32名の参加者は、6月10日午前9時15分、京急穴守稲荷駅に集合し、徒歩5分の現地に到着し、最先端技術による巨大な物流ターミナルの見学ツアーが始まりました。>>続く


東大国際センター部会 留学生との交流会(2016年10月14日開催)

東大国際センター部会代表世話人 白井則子

昨年と同様に秋のイベントとして会員と留学生の交流会を開催しました。場所も同様に東大 のキャンパス内にある山上会館ラウンジ・ハーモニー。参加者は会員16名、留学生18名、事務局3名、大学側2名。>>続く



お薦め! 楽しい留学生との交流

井澤 浩一(東芝OB)

1998年、東芝で主にオーディオ機器の開発が長かった会社人生を終え、自分の小さな会社を立ち上げました。今年で18年、人財教育が主体の会社の社長業を続けています。 >>続く