■ 本部(東京)/国際交流/駒大部会

駒沢大学の留学生を対象として、日本語により一対一で交流し、日本語のレベルを向上させる取り組みの他、4月最初に留学生と会員との「交流会」に始まり、「富士山ツアー」、「ほたる狩り」「歌舞伎・文楽・能見学」等、留学生に日本をより広く理解してもらえるような、多分野にわたる活動が行われています。一対一交流の活動は主に平日となります。


〜活動レポート〜

本部(東京)/国際交流/駒沢大学(駒大部会)


鎌倉・江の島ハイキング (2017年12月10日実施)

駒澤大学部会 白井信雄
(三井住友銀行OB)

この時期としては少し暖かで良く晴れた素晴らしいハイキング日和となった12月10日(日)、駒澤大学部会では11月の奥多摩紅葉狩りに続き、古都鎌倉と湘南の海そして富士山を楽しむ少し欲張りなイベントを実施。参加者は、留学生8名及び会員5名合計13名。

当日は、8時30分駒沢大学駅に集合。残念ながら、体調不良やアルバイトの都合等により急な欠席者も出たが予定通りに出発。途中の駅で会員も合流し、10時には13名全員鎌倉駅に到着。鎌倉駅は、朝が早いにもかかわらず初冬の鎌倉を楽しもうという観光客であふれていた。

コースは、鎌倉駅前から市役所通りを経由して高徳院、長谷寺、御霊神社、極楽寺坂切通の急な坂道を上り極楽寺、そして稲村ケ崎へ、ここまでは徒歩。稲村ケ崎で七里ガ浜越しに江の島と富士山を眺めて江ノ電で江の島に向かう。江島神社に参拝し、江の島弁天橋から沈みゆく夕日と富士山を眺めた後、片瀬江ノ島駅から帰途に就くというもの。

高徳院では澄み切った青空を背に聳える大仏を眺め、その胎内にも入り鋳造の大変さを肌で実感。長谷寺では境内にある、由比ガ浜を一望に見渡せるレストランで昼食、「お寺のカレー(野菜たっぷりの精進カレー?)」なるものを皆で食す。その後、見晴台から海を眺めながら名物の団子をほお張ったり、観音堂や大黒堂にお参りしたり、そしてまだ輝きを残す紅葉を楽しんだりと参加者思い思いに過ごす。

歌舞伎の演目『暫』の主役鎌倉権五郎を祀る御霊神社は、鳥居の目の前を江ノ電が通過することから江ノ電撮影スポットとしても有名。それぞれが撮影した写真を見せ合って盛り上がる。でも、若い留学生にとっては、やはり名物の力餅やお饅頭が一番関心は高かったようだ。

次の極楽寺では、偶然にも茶筌供養に立ち会うことができた。住職の読経の中、参加している茶人(とおぼしき和服姿の人)一人ひとりが茶筌を火にくべる様子に見入ってしまったのは、けっして留学生だけではなかった。留学生の多くが、部会主催の茶道体験会に参加し茶道の基礎知識をもっていたので、この経験は非常に印象深いものになったことだろう。

極楽寺を後に、住宅の間を抜けながら坂を下ると目の前に突然青い海。折からの台風並みの強い海風、白波を立てながら浜に押し寄せる海、右手には静かに佇む江の島とその奥の富士山。動と静のコントラストに一瞬息を呑む。この圧倒的な海の存在感に、フランス、マルセイユ育ちの留学生が思わず故郷を思いだし涙するハプニングも。

稲村ケ崎からは江ノ電で江の島に向かう。車窓から眺める相模湾は、先ほどとは打って変わって冬の日差しを浴びきらきらと輝き、耳には日本語以外の言葉が心地よく響く。不思議な13分間の短いローカル線の旅。

しかし、ここまでくるとさすがに参加者もお疲れ、江ノ島駅を降りて江の島に向かう途中のお店で一息入れる。名物しらすのピザに舌鼓を打ち「さあ、残すは江の島だけ、もうひと頑張り」と、強風の中江の島弁天橋を渡り仲見世通りを抜け、江島神社辺津宮の急階段に挑む。中津宮、奥津宮は諦めて、ここで参拝の後しばらく暮れゆく湘南の海を眺める。この間におみくじを引いた2名の留学生が、「大吉」を引き当て大喜び。世の東西を問わず、女子学生の関心はみな同じと改めて感じた。

神社を降りる途中、ひとりの留学生の案内で海が見える隠れスポット(杉山検校の墓)に立ち寄りながら江の島弁天橋まで下りてくると、夕日がちょうど今まさに西の空に沈まんとしていた。皆、言葉を失い、この一瞬を永遠に残そうとカメラを向け無心にシャッターを押す。

大仏の向こうに見えた空の青、長谷寺のもみじの紅、七里ガ浜に打ち寄せる波の白、江ノ電の車窓から見た海の銀色、そして弁天橋から見た夕焼けの茜色、留学生にはこの日本の色がどのように見えたのか、暮れなずむ江の島を後に駅に向かう留学生の背中を見つめながらふと考えた。日本の思い出が素晴らしいものになるようにと祈りながら。

これで、古都鎌倉と湘南の海及び富士山を楽しむハイキングの全行程を無事に終了。小田急線片瀬江ノ島駅を出るころには周りはすっかり暗くなっていた。電車のシートに腰を沈めた参加者の一人が、手にした万歩計を見て「今日は2万歩だ!」と教えてくれた。参加した皆さまお疲れ様でした。

最後に、翌日の、参加した留学生の一言を紹介。「疲れたけど、とっても楽しかった」

今回のイベントで色々サポートしていただいた事務局の皆さま、ありがとうございました。参加した留学生諸君ならびに会員の皆さまご協力ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

長谷寺の前で高徳院大仏の前で
稲村ケ崎からの江の島と富士山江の島弁天橋からの夕日


奥多摩紅葉狩りウオーキング(2017年11月19日)

駒澤大部会 滝川博志
(三井物産OB)

昨年度に続き、11月19日の日曜日に奥多摩での紅葉狩りウオーキングを実施しました。多摩川の上流にある青梅線の白丸駅から奥多摩駅付近の氷川渓谷まで約2時間強のコースです。参加者は他校1名を含む留学生8名と駒澤大部会の会員5名の13名。留学生は全員若い女性、一方会員は皆それなりに年季の入った男性と、外から見ると一風変わったグループだったかも知れません。

前日の土曜日は雨模様の寒い日であったので若干天候を危惧しましたが、当日は天気予報通り快晴となり、風も余りないウオーキング日和となりました。

朝8時16分田園都市線駒沢大学駅を出発し、溝ノ口で南武線に、立川で青梅線に、更に青梅駅で電車を乗り換えて10時49分に白丸駅に到着。

白丸駅からスタートし11時ごろ渓谷にかかる数馬峡橋に到着、各自ストレッチをしたあとで紅葉をバックに最初の記念撮影。橋の上からははるか下の川面でカヌーなどボート遊びをする人たちが見え、留学生達が大声で呼びかけ手を振っていました。橋を渡ってからは大多摩ウオーキングトレイルに沿って多摩川を右に見て歩き、途中11時40分ごろ海沢大橋の下の小さな公園で10分ほど小休止、全員で記念写真を撮った他、留学生も各自写真を撮っていました。

ここからは、また多摩川の南側の公道を川沿いに歩き、次のもえぎ橋と言う歩行者用のつり橋を北に渡りましたが、ここから見る紅葉の景色も美しく留学生から感動の声が上がっていました。橋を対岸に渡ったころから多少強い風が吹き出して、黄色の葉っぱが風に吹き上げられている光景に見とれている留学生も居ました。

次に川を左に見て奥多摩町へ向かい、12時半すぎに町の入口のビジターセンターで、白丸駅を出てから初めてのトイレタイムを取ったあと、最終ゴールの氷川渓谷に到着、同渓谷を一巡りして紅葉の景観を楽しんだ上で急な階段を下り多摩川と日原川の合流地点の河原に出て、13時ごろに空高く掛かる赤い昭和橋を背景に最後の全体写真を撮影。

ウオーキングは以上で終了し、町にもどり山小屋風の小さなレストラン「農家ヘムロック」で昼食。留学生には三井V-Netからこの店の名物であるカレーライスをプレゼント。たいへん美味しいカレーでしたが、食べているうちに段々辛さが効いてくるタイプの味付けで、甘めの料理が多い中国南方からの留学生には多少辛さが強かったようでした。食後は14時半奥多摩駅発の電車で帰途に就きましたが、駅に向かう途中で「これからどこへ行くの」と聞いてきた留学生が居ました。彼女には今回歩いた距離が物足りなかったのかも知れません。他の留学生の感想も聞いて来年以降の参考としたいと思っています。

以上


奥多摩紅葉狩りに参加して

(駒澤大学留学生 黄美嫻)

待ちに待った奥多摩紅葉狩りの日がやっと来た。香港に暮らしている私、紅葉狩りの経験はあまりないので、とても楽しみにしていた。前日雨が降ったので少し心配したが、当日は晴れてとてもいい日だった。2時間ぐらいの乗車中、電車はずっとぎゅうぎゅう詰めだった。こんないい日なのに外で遊ばなかったらもったいないだろうね。都会から離れていくほど、電車の窓から映った景色がどんどん緑に変わっていく。

ようやく奥多摩の白丸駅に到着。電車を降りてすぐ山の冷たい空気に襲われた。みんなは「寒い!」「ほんとに寒い!」とか言いつつ、わくわくしている顔が隠せなかった。降りたばかりでウォーキングも始まる前だが、もう記念写真を撮り始めた。私も携帯で何枚も撮った。テレビドラマに出て来そうな関西のおじさんっぽい口調で「山、ええなあ」と心でまねした。

歩きながら景色を眺めていた。山々はまだ緑が多くて、まだ全部を赤に染めてはいなかった。徐々に山の奥へ行くと、赤が増えてきた。川面の色が青緑色で少しファンタジーな感じだった。広い道から狭くて細い道に歩いたり、暗いトンネルを通ったり、風に揺れる吊り橋を渡ったりして、冒険のようで楽しかった。

氷川渓谷に沿って、川原に行った。川原まで行けるなんて、私にとっては滅多にない機会なので、冷たい川に思い切って手を入れた。流れが激しいとはいえないが少し速い。赤い落ち葉は水に流されるものもあったり、石の上に止まってなかなか旅立ちしないものもあったりした。川に入れた手は冷蔵庫に入れたようだが、すごく気持ちよかった。

氷川渓谷を離れて、疲れを感じた。辛いけどおいしいカレーをいただいた後、また歩けると思った。でも、旅はここで終った。帰りの電車の窓に映った景色は緑からビルに変わっていた。

以上


駒澤大学部会交流イベント『ホタル狩り』実施(2017.6.17) 

駒澤大学部会 白井信雄(三井住友銀行OB)

6月17日(土)、駒澤大学部会恒例交流イベント「ホタル狩り」を川崎市の生田緑地ホタルの里にて17名(留学生10名と会員7名)が参加して実施いたしました。 今年は晴天が続き前日まで例年に比べホタル出現数が少なく少し心配しておりましたが、当日は前日に比べ倍近いホタルが 出現してくれて、参加者は初夏の幻想的な光の饗宴を楽しむことができました。>>続く


江戸東京博物館 「 ときめき着物体験」に参加して(2017.4.22)

駒澤大部会 横山美代子(三井物産OG)

4月22日に交換留学生(以下留学生)7名、ボランティア会員6名、総勢13名で江戸東京博物館の「ときめき着物体験」に参加しました。

日本文化に興味のある留学生は江戸城模型や徳川家の家系図や神田明神の山車等、時間を忘れて熱心に見学していました。>>続く


留学生との合同ミーティング(2017.4.7)

駒澤大部会世話人 鈴木 徹夫(東芝OB)

駒大部会の会員は毎年4月が来ると期待に胸が膨らみ、そわそわします。新交換留学生(以下留学生)との合同ミーティングがあるからです。通常大学は4月の第1週に入学式とオリエンテーションを行います。 駒澤大学国際センターでは、毎年、留学生には大学のオリエンテーションの最後に今後の勉学、日常の生活等をする上でサポートを行っている駒大部会の会員との合同ミーティングの場を設定しています。今年は4月7日(金)午前10時から駒大深沢キャンパスの教室にて実施しました。>>続く


奥多摩紅葉狩りウォーキング(2016.11.12)

駒澤大学部会 林 基久 (三井情報OB)

三井V-Netの国際交流の駒澤大学部会では今年度の新しい企画として、秋の紅葉狩りウォーキングを実施しました。東京から日帰りで行けるウォーキングコースで紅葉の 景観が楽しめる所として、奥多摩周辺を候補にプランを練り、2016年11月12日(土)に訪れてきましたので、私からその概略を 紹介致します。>>続く


フランス人留学生との交流(2016年5月記)

竹田 努(三井住友信託OB)

フランス、エクス=マルセイユ大学から駒澤大学仏教学科に留学したマレシャル・ヤニス君との1年間の交流を紹介します。>>続く


富士山ツアーに参加して(2016.5.28)

駒澤大学部会 林 基久
(三井情報OB))

三井ボランティアネットワークの国際交流の駒澤大学部会では毎年留学生向け富士山ツアーを 企画・実行してきていますが、2016年も5月28日(土)にツアーを実行しました。例年は富士山5合目に 貸切バスで行っておりましたが、本年は趣向を変えて富士山を少し離れて楽しもうということで、定期バスと富士急行 の電車を利用し2か所の展望所を訪れてきました。>>続く