関西支部(大阪)/国際交流/神戸大学

「台湾留学生と、学び学ばれ」

水谷 良明(東レOB)

三井V-Netについては、東レ勤務時代の上司の方のご賢弟にあたる三井銀行ご出身の中川氏が初代の事務局長をされていたこと、また東レの諸先輩がボランティアをされている体験談も伺っていたこともあり、かなり前から知っていました。そのようなことからいつか私もお役に立てればと思っていましたが、昨年会社勤務の第一線を退いたこともあり、今年の4月から国際交流の分野で活動を始めたところです。

現在交流を担当しているのは、台湾から神戸大学法学部への短期留学生の陳健豪さんです。最初の本人の自己紹介のための登録票の日本語は随分たどたどしいものでしたが、始まって1〜2か月するとめきめき会話力が向上しているのに驚きました。中国語を母国語としている人には、日本語の入門段階は比較的容易なのかもしれません。

留学生と筆者(右端)

本人の専攻が会社法ということで、実際の企業活動が話題になる時は、大変興味を持つようで、面白い、知らなかった等の反応が多く出てきます。一方、彼の休日の話などはこちらも外国人から見た感想を面白く聞いています。日本文化に興味のあるドイツ人留学生と一緒に靖国神社に行ってきたと聞いた時は驚きました。台湾人にとっても微妙な場所である靖国神社に対する感情を正直に吐露するとともに、併設されている遊就館(資料館)が非常に参考になったとのことでした。

私のような一般の日本人が中国の歴史に詳しいことに驚いていましたが、同時に台湾の若者にとって、古代中国から近代中国までの歴史を自国の歴史として学ぶのかについて一部に疑問の声があることを紹介してくれたのは、現在の政治情勢から納得させるものがありました。

東日本大震災の際、外国からの支援金で台湾がダントツNo.1の寄付をしてくれたことはよく知られていることですが、そうした親日感情の厚い台湾の人たちとの交流の一助になればと思い、短い期間ですが活動を続けています。



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