■ 関西支部(大阪)/文化・教育/四天王寺ワッソ



お祭りー四天王寺ワッソー

朝鮮王朝、隋からの使節団と迎える聖徳太子、当時の衣装を身にまとった方々の行進。 難波宮跡公園で毎年秋に繰り広げられる、動く歴史美術館。 衣装を着た巡行ボランティアは韓流ドラマの主役。



四天王寺ワッソのお手伝い

伊藤 笙子(三井住友海上OG)

1400年前というと奈良時代の前の大和時代、そう聖徳太子の時代です。

韓国、中国などの国から多くの人達が日本(まだ倭国と言われた時代です)に渡来していたのです。そしていろいろな文化(特に文字)や文物、仏教や技術などを伝えて素晴らしい国際交流が行われていました。まさにわが国の第一次ルネッサンスの時代でした。

大阪は渡来人たちから伝授された文化や技術によって産業が発達し、従来の持って いたものと融合しさらに発展して、文化や経済そして技術革命などあらゆる面におい て国際交流の中心でした。

「四天王寺ワッソ」は、はるか1400年の昔に渡来した人達との国際交流を現在に 再現させた歴史絵巻、毎年秋に行われる京都の「時代祭」に匹敵するものです。

11月1日、会場の難波宮跡で開催準備のお手伝いをしました。と言ってもお手伝 いするほどの事もなかったのですが、多くの人達がテントを張ったり、巡行する数艘 の舟を搬送したり、舞台を造営したり本当に大変な準備でした。

左側 筆者

お天気を祈りながら帰宅したのですが、翌朝早くに中止が決まり、大阪国際交流センターでの屋内開催になりました。

開催当日、ボランティア仲間の高田さんと私は9時 すぎ会場に集合、出演者の皆さんの着付けのお手伝いを しました。男性のボランティアは警備の仕事がメイン でしたが、屋内なのでお客さんの誘導のお手伝いです。

着付けは大学生、高校生そして一般参加の方でした。 もうみなさん代々経験しているので上手に自分たちで着て、補助するだけでした。でも、それぞれの時代の衣装を箱に区別して入れたり小物のチェックや確認などで、入っているものが入っていなかったりで慌てることもありました。それでも皆さんを送り出した後、そっと会場の後ろから舞台を見せていただいて、はるか昔の歴史絵巻に思いをはせることができました。

以前、「小さなことからこつこつと」とおっしゃった方がいましたが、本当にこの ような積み重ねが国と国との関係を良くしていく一歩になるのではと、改めて歴史の 持つ意味や大切さを思わせる一日になりました。 来年は皆さんも一度是非、足を運んでみてください。


四天王寺ワッソに参加して

富谷七朗(登録活動会員)

右 富谷様

ワッソとは、朝鮮語の「来た」という意味だそうで使節団が日本に到着した折りワッソ・ワッソ「来た」と、言いながら上陸したそうです。ワッソは古代日本と朝鮮半島との歴史的文化交流の象徴的な言葉として両国の善隣友好を深めるイベントとなっております。

四天王寺ワッソとの関わりは、調停委員の盟友藤井健三氏の「ワッソに出た」との話を聞き、是非参加をと頼み込んで、三井V-Netの会員になって2012年より参加しています。

スケールの大きい舞台で、古代人に扮してパレードするのは本当に楽しいし夢のあることです。2012年は使節団を迎える日本側の「蘇我稲目」役で舞台の上におりました。初回でかなり重要な役を受け承り緊張しましたが何とか無事果たすことが出来ました。 

今年は高句麗の高層「曇徴」に扮しました。絵具や墨・紙の製法を伝え大いにわが国の文化発展のため貢献した人物であります。「船だんじり」に乗船し高い所から会場全体を見回し最後にステージに登壇、全体に紹介されるというかなり目立った役柄でした。

天候に振り回され巡行直前の嵐で一時はどうなることかと思いましたが、1時間ほどの中断後再開され成功裡に終了しました。

三井V-Netより、私のほかに誉田氏が野見宿禰役、山田氏が武内宿禰役、藤井氏が法正役に扮し参加されました。誉田氏の鎧は重くて大変だったと思われます。控室には三洋電機のマドンナの役重さんも激励のため見えられました。

2012年の反省より愚妻には大型デジカメで私の雄姿を撮るべく依頼をしたためか雨や嵐で大変だったようです。さらに巡行のよい写真を撮るために、前や後ろを駆け巡り大変疲れたと言いながら終了後は、ミナミへ連れて行かれあっちこっちと引っ張り廻され、そちらの方で疲れましたが2012年よりましな写真は撮れました。

本当に楽しい1日を過ごしました。2014年はどんな「役」になるのか楽しみで是非とも参加したいと考えております。


四天王寺ワッソに参加して

藤井 健三(東レOB)

私が、日本と朝鮮半島との文化交流の象徴的なイベントである四天王寺ワッソにボランティアとして関わったのは、 2010年が最初でした。三井V-Netの呼びかけに応じて申込み、高麗加西溢(コマノカセイ)という高級絵師の役を いただきました。対馬海峡の荒波を行く当時の船をかたどった山車に、高句麗の大興王とともに乗り、 多くのフラッシュを浴びて戸惑いながらも、初体験ながらいい気分を味わいました。>>続く


四天王寺ワッソ ボランティア

増田 晢(三井住友銀行OB)

難波宮跡公園にて「四天王寺ワッソ」が催されました。今迄何度か観には行っていたのですが、今回はボランティアでの参加です。三井V-Netよりお声掛け頂きました。 >>続く