本部(東京)国際交流
千葉大学留学生社会見学会バスツアー感想(2023年11月24日)
千葉大部会 田嶋秋雄(三井住友建設OB)
コロナのために長らく中断されていた千葉大部会恒例の社会見学会が11月24日(金)開催されました。
今回は「海」を通じ、もっと東京・日本を知ろう! をキャッチフレーズに日本最大の日本郵船東京コンテナ・ターミナルの見学および東京港視察船「東京みなと丸」に乗船して東京港内を周遊し、海から東京港内にある多くの施設を見ながらガイドの説明を聞いて東京・日本を知ってもらう企画でした。
参加者は留学生28名、大学スタッフ1名、三井ボランティア会員5名、事務局1名の総勢35名です。
千葉大学を貸切バスに乗って出発 最初の見学場所である日本郵船東京コンテナ・ターミナルに予定通り到着。早速管理棟会議室にて約20分のビデオによる概要説明を受けた後、担当者の案内でコンテナ積載用トレーラーの搬出入ゲートを見学。引き続き屋上へ出て全景を見ながら説明を受けました。
そこには広大な敷地に整然と留置きされているたくさんのコンテナ、コンテナを積み下ろしする26基のキリンの形をしたカントリークレーンと門形のトランスファークレーンそしてバースに接岸している巨大なコンテナ運搬船がみられました。よく見るとたくさんのトレーラーが次から次へと休みなくクレーンにてコンテナを積み下ろして動き回っている光景がみられ、オペレーター以外ヤードにもバースにも人影は見当たりません。
留学生からは興味を持って見学してもらい、多くの質問が出て担当者から答えていただきました。コンテナ船には大小があるが日本に入港する最大の船は一隻で20,000個のコンテナを積載、運搬できます。
東京港は日本最大のコンテナの取扱量を誇るが世界の中では41番目の取扱量とのことで地理的な条件があると思われるが、もっと発展して世界のハブ港になって欲しいものである。また日本のデジタル化についても留学生から質問が出ていました。
昼食は竹芝桟橋に移動してとりました。
竹芝桟橋地区はきれいに整備されており、参加者は三々五々散らばって食事をとり散策してそこから見える素晴らしい東京港の景観を楽しんでおりました。
午後から竹芝小型船船着場より視察船「東京みなと丸」に乗船、ガイドの説明を受けながら東京港で最も古い日の出ふ頭、そして芝浦ふ頭を右手に通過。東京港の中心部にあるレインボーブリッジを真下から眺めました。
その後北海道を結ぶ定期航路のふ頭や四国・九州を結ぶフェリーのふ頭、その他コンテナや自動車を含む資機材等を取り扱っている多くの巨大なふ頭が続いています。
その中にあって東京のごみと建設発生土で埋め立てられている海の森や東京国際クルーズタ-ミナル、別名恐竜橋とも呼ばれている東京ゲートブリッジを眺めてクルーズを楽しみました。
本日は11月下旬にもかかわらず好天に恵まれ暖かく、私にとっても初めての経験であったが留学生にとっても東京の一端を楽しみながら知ってもらえたのではないでしょうか!
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