本部(東京)国際交流
鎌倉散策実施報告(2024年10月20日)
駒澤大学部会 白井信雄
(三井住友銀行OB)
駒澤大学部会では、秋の古都鎌倉を楽しむイベント鎌倉散策を10月20日㈯に留学生10名(昨年比1名増)会員5名合計15名が参加して実施しました。
この鎌倉散策は2017年から開始していて、コロナの影響で留学生の来日が途絶えた2020年および2021年は実施できませんでしたが、今年で6回目となります。最初は鎌倉と江の島をセットに1日で巡るコースでした。しかし、2万歩を超えるコースは会員の負担が大きいとの声もあり、春は鎌倉、冬は江の島と年2回に分けて実施し、さらに年1回秋に鎌倉を訪れることで落ち着き今に続いています。
本イベントは9月に来日した留学生にとっては最初のイベントですので、例年留学生同士の親睦を深める機会にもなっています。
コースは、鎌倉駅前から市役所通りを歩いて高徳院(大仏)に、昼食をはさんで長谷寺を経て長谷駅からは江ノ電で鎌倉に戻り、段蔓(だんかずら)を歩いて鶴岡八幡宮を参拝し、最後に小町通りでフリータイムを楽しむというものです。
当日は留学生10名誰一人遅れることなく定刻の8時30分に駒沢大学駅に集合してくれたので、予定通り鎌倉へ向かうことができました。当日の天気予報では午前中少し雨が残るかもとのことでしたが、鎌倉駅から高徳院(鎌倉大仏)までの30分ほどの道は雨に降られることもなく歩むことができました。
高徳院では、野外に鎮座する大仏は留学生には珍しいようで大仏の姿をせっせとカメラに収めていました。また、大仏の胎内に入り実際に内部を手で触れて鋳造の大仏を体感していました。
高徳院を出た後、すぐ目の前の鎌倉観光会館味亭で名物の「とり御膳」の昼食を皆で頂きました。毎年食後はインスタ映えするソフトクリームなどで留学生は盛り上がるのですが、今年はまだ留学生同士が打ち解けていないのか割と静かなので少し驚きました。
お昼をとった後、長谷寺へ。山門の大きな提灯(ちょうちん)の前で記念写真です。境内は、「かまくら長谷の市」の屋台がたくさん出て混雑していましたが、展望台からは眼下に広がる鎌倉の海を楽しむことができました。紅葉は残念ながら今年は例年になく暑い夏だったこともあり、まだまだでした。
長谷寺を出ると長谷寺駅から江ノ電に乗り鎌倉に戻ります。鎌倉駅に戻ると駅前の小町通りは混雑しており、まっすぐ段蔓(だんかずら)に。段蔓(だんかずら)の説明を聞きながら鶴岡八幡宮本宮へと向かいます。
鶴岡八幡宮では、源実朝暗殺の舞台ともなった本宮楼門前の石段をバックにそろって記念写真を撮った後、留学生は会員から差し入れられた鎌倉名物「鳩サブレ」を手に、この楼門に掲げられている額の八幡宮の「八」の字は二羽の鳩で表現されているとの説明を二つ見比べながら聞き入ってました。
鶴岡八幡宮を出た後40分ほど小町通りを楽しむ自由時間を設けて留学生には小町通りの食べ歩きを楽しんでもらうつもりでしたが、後で話を聞くとお店がどこも混んでいて残念ながら食べられなかったとのことでした。高齢の会員は、その間喫茶店や立ち飲み居酒屋で一休み。
その後、鎌倉駅に再集合し帰路について古都鎌倉を楽しむ小さな旅は終了しました。
後の予定がある留学生もいたので、途中の渋谷駅で解散し原宿にでかける人、寮に帰る人などそれぞれ分かれることになりました。
皆さまお疲れ様でした。
参加された留学生や会員の皆さま、そして本部事務局の皆さまご協力ありがとうございました。おかげさまで今回のイベントも無事にかつ楽しく終えることができました。この場をお借りしまして改めてお礼申し上げます。
鶴岡八幡宮
長谷寺
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