本部(東京)国際交流

活動レポート

新たな交流を始めて(2022年12月記)

横浜国大部会 和田 龍雅(三井物産OB)

筆者と留学生

筆者と留学生

新型コロナの感染拡大によって横浜国大部会の活動も大きく制限されていましたが、第7波のピークを過ぎて規制も緩和され留学生の受け入れも増え始めました。
私もベネチア大学からの留学生、ヨハンさんとの交流を11月から始めました。もう一人インドネシアの修士課程の学生とも昨年より交流があるのですが、残念ながらコロナ感染への警戒と学業の都合から同学生とは対面の交流がかなわずメールのみの交流となっています。

ヨハンさんはベネチア大学では美術史を専攻しており、禅文化に興味があるとのことで、10月に来日してからすでに鎌倉も訪問した由。ついては一緒に横浜市金沢区の称名寺(しょうみょうじ)、金沢文庫、龍華寺(りゅうげじ)を見学してきました。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のおかげで参拝者も増えて多忙の中、龍華寺では住職、名誉住職のお二人に案内いただきました。
金沢文庫では「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」の展示会が開催中でヨハンさんも大いに興味をそそられたようです。

また別の機会では三井V-Net事務局の紹介で国立能楽堂での能・狂言の公演があり、ヨハンさんも興味ありかつ特別価格でのチケット提供ということで観劇してきました。遅いテンポの芸術表現をどう受け取るか心配したのですが、イタリアのオペラと共感するものがあるとのことでそれなりに楽しんでくれたようです。

これらの交流は、コロナの感染がなければ部会のグループイベントとして留学生同士の交流の場ともなるものであり、真にコロナ禍が明けて通常の活動に戻れることを期待しています。


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