本部(東京)国際交流

活動レポート

神奈川県「城ヶ島散策」報告(2023年12月9日)

横浜国大部会 会員
藤田 芳規

12月9日(土曜日)「城ヶ島ハイキング」の行事は、快晴で気温も高め、絶好の散策日和に恵まれました。参加者は留学生11人(他に3歳半の幼児)と会員5人。

9時45分に城ヶ島大橋バス停で下車して橋にかかると、三崎港のはるか先に富士山が見えます。かすんでいますが雪の富士はいつ見ても素晴らしい眺めです。早速スマホの出番。小舟が行き来する眼下の海もきれいです。

城ヶ島公園の展望台からは富士山の他、西に伊豆半島の天城山、南に伊豆大島、東には房総半島が一望されます。展望台の脇から崖の急坂を下ると白波が岩に砕ける磯に出ます。大きな岩や岩の間から見下ろす波打ち際の様子にみんな興味をそそられたようです。尖がり屋根の安房崎灯台の傍からも磯に下れます。

頭上には今日もトビがたくさん舞っています。トビの襲来を避けて木立の中のベンチで昼食です。

食後は馬の背洞門に向かいます。ウミウの展望台からは数匹の姿が見られました。馬の背の洞門は相変わらず人気の被写体です。城ヶ島灯台への浜沿いは歩きにくい道ですが、広々とした風景がいいところです。城ヶ島公園にも結婚式用写真の前撮りをしていたカップルがいましたが、こちらには3組も見かけました。みんなで拍手して祝福しました。

城ヶ島公園でゆっくりしたので、予定より少し遅れて14時28分のバスで島を後にしました。

以下は、参加者のゴ・モウカさんにお願いした感想文です。

城ヶ島散策に参加して

呉孟珈

バスを降りて、最初のスポットは城ケ島大橋でした。案内いただいた方によると、日本の橋は大体左に漢字で橋の名前が書いてあって、右にカナで書いてあるようです。初耳でしたので、面白いなあと思いました。

その日、天気が良く、明るい青空の下、澄み渡っている海が太陽の光を浴びてキラキラしていてとても綺麗でした。橋の上から遠くにある富士山も見えました。少し霞んでいても、富士山を見るだけで元気を貰えた気がします。さすがに日本の精神の象徴である山です。

大橋を渡って、城ヶ島公園へ行きました。公園内の景色は何だか故郷の浜辺公園に似たような感じがするので、親しみを覚えました。そして、灯台に向かっていく途中、展望台に登りました。良い天気で、遠くにある富士山(頂上の雪が少ないけれど)だけではなく、房総半島、伊豆半島なども見えます。その後で、磯辺の階段から降りて、海に近いところまで行きました。少し強めな潮風に当たって、でこぼこな岩の上で歩いて、波が岩にぶつかって立てた白波を見ることが気持ち良かったです。みんな嬉しくてにぎやかでした。それぞれ写真を撮って、美しい景色と楽しい思い出を持つことができました。後で、灯台の前でもみんなで記念写真を撮りました。

観光客の食べ物を狙って襲ってくるトンビを避けるために、遮蔽物にもなる木々の下で昼ごはんを食べることにしました。みんながベンチに座って、昼ご飯を食べました。

昼ご飯の後、私たちは反対側のもう一つの灯台へ向かいました。途中で、展望台で向こうの岩に集まったウミウを眺めました。私はウミウの大きさに驚きました。ぱっと見て、さっきの私達のように岩の上で海を眺めている人々だと思いました。そして、馬の背洞門を見て、もう一度みんなで記念写真を撮りました。最後のスポットである灯台に向かう途中、前撮りをしているカップルをたくさん見かけました。きれいでした。

灯台から降りて、バスで三崎口駅まで帰りました。ちょっと疲れたけど、とても充実で楽しい1日でした。

集合写真

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