本部(東京)国際交流
第10回留学生のための茶の湯体験教室(2024年6月29日)
横浜国大部会
佐々木隆雄(日本製鋼所OB)
今回で、第10回目となりましたが、会場である大岡インターナショナルレジデンス/コミュニケーションホール和室には茶道のできる設備があることを確かめ初めて講師の方々による茶席のデモンストレーションを実施しました。今回のイベントはこの4月からの新規留学生を対象に計画しましたが、私達と交流を希望する新規留学生は10名に及ばず、今回のイベントに関心を寄せてくれる留学生がいなかったこともあり参加者が少数にとどまりましたが、イベントはきびきびと進行し、時間にゆとりができたので、デモンストレーションの後、参加者を客人として招待する形で模擬茶会を実施しました。
参加者の一人が4才の子供と一緒に参加したこともありアットホームというか家庭的な雰囲気があり楽しい2時間を過ごすことができました。
このイベントに2回目の参加となった留学生Ms. Tanaka Lau Andrea Namieより体験感想文を寄稿いただきました。以下に添付します。
参考までに:
実施日&時間 2024年6月29日(土)13:45~16:00
場所 YNU大岡インターナショナルレジデンス コミュニケーションホール
参加者 留学生5名+4才の子供1名&部会員計3名計8名(子供はカウントせず)
講師 11名、見学部会員+幹事計2名
以下はMs. Tanakaよりの感想文です。
「茶の湯体験教室」に参加して
横浜国立大学教育学研究科修士1年
TANAKA LAU ANDREA NAMIE
私は1月に行われた体験教室に続き、今回2回目の茶道体験教室に参加しました。
はじめに前回同様、ご指導の先生方から英語での説明を聞いて、個人的には振り返りのような機会で内容がすっと入ってきたのを実感しました。前回は初体験でうまくできるか心配していた部分もあり、緊張しながらもしっかり楽しむことに集中した覚えがありますが、今回は、たどたどしい感じでお茶を点てた前回より、緊張もせず気楽に楽しむことができました。
説明を受けた後、私たち留学生がホスト・ホステス(ご主人)役とゲスト(お客様)役に分かれ、お茶や和菓子をふるまい、そしていただきました。とてもうれしいことにお茶を点てて(たてて)いるときに見てくださっていた先生がたに「上手ですね!」と褒められました。
「お茶を点てるのは初めてですか」と尋ねられたので、「2回目です」とお答えし、1回目の体験教室で覚えたことが役に立ったようでとてもうれしかったです。今回も心を込めてお茶を点て、他の留学生に飲んでもらえて、私も留学生が点てたお茶をおいしくいただきました。和菓子もおいしく笑顔があふれる場だったと思います。みんなで互いに写真や動画を撮り合い、伝統ある日本文化を体験している場面を思い出に残す貴重な経験になったと思います。
その後、先生方もお茶を点て、本格的な茶道具も見せていただきました。所作がとても丁寧でしかもきれいで見とれてしまいました。今回は茶道に込められた精神を感じることができたように思われました。
1月の体験に続き今回も参加することができて本当によかったです。
三井V-Net横浜国立大学部会のお世話いただいた皆様に今一度感謝いたします。
ありがとうございました。
以上
マナー実習風景
床の間飾り: 掛け軸・お花・置物
全員での集合写真
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