2023年10月1日（日）大阪は強い雨が降る朝でしたが須磨海岸に到着する頃にはすっかり止み、時折日差しを感じる中ビーチクリーンアップに参加させていただきました。最寄りのJR須磨駅から海が望めるとは思いもよらず、駅に着くなりその風景に気持ちが高揚しました。

初めての参加で不安な気持ちもあったのですが、三井V-Net関西支部のみなさんが温かく出迎えてくださり、和やかな雰囲気にホッとしました。

参加するまでは、海に遊びに来た人たちの、空き缶や放置されたごみを想像していたのですが、実際は海から流れついたごみが多く、その中にあるプラスチックごみの量に驚きました。

中央 筆者

プラスチック片は色があせながらも形をとどめ、袋のようなものは、日差しや海水によって拾うとパラパラと崩れてしまいそうです。こうしてマイクロプラスチックになっていくのだな、というゴミを目にしました。自然で生まれたものでないから、いつまでも残ってしまうのもよくわかります。1時間も活動をするとゴミ袋が一杯になりました。食物連鎖によって、このゴミが回りまわって人の口に入ることになることを考えさせられた1時間でした。

とはいえ、須磨という街の持つ、観光地のような、でもどこかのどかな街の雰囲気も楽しみ、とてもいい時間を過ごせた思いで帰路についた初秋の1日でした。