■ 事務局便り


新年度のご挨拶

三井ボランティアネットワーク事業団
 理事長 小野寺 文敏

昨年7月、山内前理事長の後任として理事長に就任いたしました。

日頃は三井ボランティアネットワーク事業団の活動に多大なるご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。新年度を迎えるにあたり、一言ご挨拶申し上げます。

本事業団は、高齢化社会の到来を見据え、高齢者が積極的に社会活動に参加し活躍するための場を社会に提供するため、三井グループ各社の尽力により1996年に設立されました。設立以来四半世紀を経過し、本年は26年目を迎えます。

シニアの生き甲斐づくり支援を目的とする本事業団は、三井グループの枠を超えた社会貢献活動へと発展・進化を遂げ、三井グループ運営会員各社(2021年度・20社)のOB・OG会員に加え、一般の方々にもご参加いただき、現在のボランティア登録会員数は、約1,500名(2021年3月末現在)となりました。

具体的な活動分野は、@国際交流、A環境保全、B医療・福祉、C文化・教育、Dスポーツなどの多岐な領域に及び、コロナ禍以前の2019年度は年間延べ10,000名を超える会員の皆様にご参加いただき、活動関係先からも高い評価をいただいておりました。

しかしながら、2020年初春に発生した新型コロナウイルスの影響により、多くの活動が中止、または延期を余儀なくされ、2021年度は2020年度と比較すると活動再開の機運が一時盛り上がったものの、年間を通してみると依然として活動に大幅な制約を受けた一年となりました。

ただし、国際交流の主活動である留学生との一対一交流は、関東では東大柏や横浜国大など、関西では神戸大などで、2020年度に続いて2021年度もオンラインによる交流が活発に行われ、コロナ禍で不安に陥っている留学生をサポートすることができました。

また、昨年秋には、コロナ禍が小康状態となったため、東京本部では、荒川クリーン・アップ(河川敷の清掃)を再開、さらに、エリザベス・サンダース・ホームの澤田美喜記念館の清掃などを実施しました。

関西支部では、感染防止に留意しながら年度を通じて、司馬遼太郎記念館、キッズプラザ大阪(以上大阪府)、旧三井家下鴨別邸(京都府)などの文化施設、および大阪府済生会中津病院などでのボランティア活動に参加いたしました。

中国支部でも、感染防止策を講じながら、一部の中止期間を除き、恒例となった広島平和記念公園での清掃活動などを実施しました。

およそ2年にわたるコロナ禍のため、社会や経済の円滑な活動が阻害され、未だに本来の姿でのボランティア活動は再開できておりませんが、このような状況下にもかかわらず、ご参加いただいた会員の皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

さて、本事業団の今後の課題といたしましては、@ウィズコロナ、アフターコロナの時代における新しいボランティア活動のあり方の検討、A新規ボランティア登録会員の拡大、B運営会員会社の拡大、の3点が挙げられます。

まず、ウィズコロナ、アフターコロナという生活様式に合わせた新しいボランティア活動のあり方はどうあるべきかについて、会員会社の運営委員の皆様や会員の皆様と継続的に議論を深めてまいります。

また、定年や雇用の延長に伴い、会員の方々の高齢化が進んでおり、新規会員の拡大が喫緊の課題となっています。会員会社のOB会等での告知を推進するとともに、定年を迎える前の現役世代に対して、キャリア研修等の機会を活用しつつ、本事業団の認知度アップを図ってまいります。

さらに、運営会員会社の拡大につきましては、二木会・月曜会メンバー会社の未加入会社への新規加入、および休会会社への復会の勧誘に引き続き取り組んでまいります。

本事業団といたしましては、今後ともボランティア活動を通じて社会的な貢献に努めるとともに、三井グループのCSR活動の一翼を積極的に担い、さらなる三井ブランドの価値向上を目指してまいります。

引き続き、会員会社ならびに会員の皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。